トイレリフォームの種類・費用相場|屋根材の選び方や注意点も解説
自宅のトイレをリフォームしようと考えている方も多いでしょう。
しかし、トイレのリフォームと一口に言ってもトイレの種類やリフォームの内容、さらにリフォーム内容によって費用が違うため、行き当たりばったりでリフォームを依頼すると失敗する可能性があります。
本記事では、トイレのリフォームの種類や基礎知識、費用相場や注意点などをまとめました。
トイレのリフォームを検討している方は、本記事を参考にしてみてください。
トイレの役割
トイレは、私たちが日々行う排泄をする上で重要な役割を担う存在です。
ただ用を足すとためのものと考えている方も多いですが、感染症などの予防や不快臭の軽減、衛生的な生活を送る上で役立つ重要な製品になります。
トイレにはタンク一体型やセパレート型、タンクレス型などがありますが一般的に陶器製のものがほとんどで、長期に渡り利用することが可能です。
しかしそれら耐久性の高い部位は便器やタンクであり、配管などの部品は経年劣化しやすいため10年を目安に交換することが推奨されています。
また、便座や便器も丈夫とはいえ5年以上経過した場合は機能部の交換、またはメーカーメンテナンスを受けるといった対応は必要でしょう。
安全、さらに衛生的にトイレを使用し続けるためにも、ある程度の期間利用したトイレはリフォームを行うことをおすすめします。
下記にて、基本的なトイレのリフォームの種類を解説していきましょう。
トイレリフォームの種類
トイレリフォームの種類を下記の内容にまとめました。
- 便座の交換
- 本体の交換
- 床や壁(本体交換)
- バリアフリーリフォーム
それぞれ解説しましょう。
便座の交換
トイレを丸ごとリフォームすることなく、新しい機能を搭載できるのが便座の交換です。
便座はトイレにおける直接肌が当たる部分であり、機能部であれば5年から8年が交換の目安と言われています。
全く同じものに交換するといった方法もありますが、ウォシュレット機能を搭載したり自動洗浄機能を搭載したり、暖房便座機能を搭載するリフォームが可能です。
暖房便座などはコンセントがトイレ室内にあるかによって工事内容・費用が変化していきますが、便座交換は部分的なリフォームになるため費用をある程度抑えることができるでしょう。
本体の交換
自宅のトイレを使用して10年以上経過していた場合、それら本体全てを取り換えるトイレ本体のリフォームを検討しましょう。
トイレ本体とは便座や便器はもちろん、タンクなどトイレそのものを言います。
トイレには上記でお伝えしたように、タンク一体型やセパレート型、タンクレス型といった3つの種類があり、どのトイレに交換するのか検討してみましょう。
機能性が高いタンクレスタイプなどは導入費用が高くなりますが、節水や掃除が簡単など長期的な視点でメリットが大きいため、どういったトイレがご自身のライフスタイルに合っているか確認した上でリフォームしてください。
ただし、タンクレスタイプは別途手洗い場の設置などが必要となるため注意しましょう。
床や壁(本体交換)
トイレ本体をリフォームをする際、それと同時に床や壁もリフォームするといった方法もあります。
例えば、タンク一体型やセパレート型からタンクレスにリフォームをする際、サイズが合わずに古いトイレ本体のシミが床についてしまうこともあるでしょう。
また、長年トイレを使用したことによる汚れや臭い、デザインがちぐはぐになってしまうといった状況も床と壁のリフォームで解決します。
まるでホテルのようなラグジュアリーなトイレにリフォームすることもできますし、理想の空間を演出することが可能です。
ただし、リフォーム費用が高額になること、工期も長びくことを頭に入れておきましょう。
バリアフリーリフォーム
自宅のトイレをバリアフリー化させるための、バリアフリーリフォームといったものもあります。
足の不自由な方やお年寄り、さらに小さなお子さまがいるご家庭の場合、トイレをより誰もが快適に利用できる空間にしたいと考えることでしょう。
トイレのバリアフリーリフォームはさまざまな方法があり、手すりや収納棚、さらに吊り下げタイプの引き戸、床材の変更など、ライフスタイルに合わせた内容で交換することができます。
ただし、配管工事など特殊な工事が必要となり費用が高くなり工期が伸びてしまう可能性、ご自宅のトイレの環境によっては理想のリフォームが難しいといった場合もあるためリフォーム業者と相談した上で決めるようにしましょう。
トイレリフォームの費用相場
トイレリフォームの一般的な費用相場を下記の内容にまとめました。
費用相場 | |
便座の交換 | 8,000円〜2万円 |
本体の交換 | 10~50万円 |
床や壁(本体交換) | 20〜50万円 |
バリアフリーリフォーム | 20〜80万円 |
トイレのリフォームは、和式から様式にするのか、どのタイプの本体にするのかによって価格差が大きく開きます。
トイレ本体だけ考えると相場的には、15万〜20万円が多いと言われていますが、床や壁、また手洗い場の設置などが含まれた場合は50万円近い費用がかかる場合もあるでしょう。
バリアフリー化においても、搭載する機能の内容によって50万円以上かかる場合もあるため、必ずリフォーム業者と相談すること、さらに相見積もりをとった上で決定する必要があります。
トイレリフォームの平均的な工事期間は?
トイレのリフォームを業者に依頼した場合、どの程度の工事期間がかかるのか下記にまとめました。
工事期間の目安 | |
便座の交換 | 1~2時間程度 |
本体の交換 | 2~3時間程度 |
床や壁(本体交換) | 数時間から半日~1日程度 |
バリアフリーリフォーム | 2日~5日 |
便座の交換は本体を変更する必要がないため、早ければ30分程度で終了します。
本体交換はある程度時間がかかりますが、最大で1日程度と考えておくと良いでしょう。
床や壁は新しい壁紙や床材を貼る工事があるため、2日間は見ておくと安心です。リフォーム化はその内容にもよりますが、最大で5日程度は見ておくのが良いでしょう。
ちなみに、和式から様式への変更は工事がやや手間を取るため、最低でも3日はかかると考えておくようにしてください。
トイレリフォームのおすすめ時期
ご自宅のトイレをリフォームする上で、リフォームを依頼する時期を下記にまとめました。
便座
タンク ウォシュレットなど |
7〜10年 |
配管や部品のパッキン | 20年 |
上記でもお伝えしているように、基本的にトイレは10年から長くても15年使用を目安にリフォームを行うことをおすすめします。
これらのほかに、新しいトイレに買い換えたい、さらにトラブルが発生しているといった場合はタイミングに囚われることなくメーカーなどに相談して対応するようにしてください。
トイレを選ぶ時のポイント
トイレを選ぶ時のポイントを下記の内容にまとめました。
- トイレタイプで選ぶ
- 便座機能で選ぶ
- 本体の機能性で選ぶ
それぞれ解説します。
トイレタイプで選ぶ
トイレには、さまざまなタイプがあります。
タンク一体型やセパレート型、タンクレス型、さらに組み合わせ便器なども存在しており、ライフスタイルや費用、またスペースは配管などの関係で選ぶようにしてください。
最新式とはいえ、自宅のトイレスペースに合わずに全体的な工事が必要になる可能性もあります。
便座機能で選ぶ
トイレを選ぶ上で便座機能も重要なポイントになります。
瞬間暖房便座や部屋暖房、さらにや夜間ライトなどさまざまな機能がある便座が現在では市販されています。
より清潔・快適に機能を搭載するのか、とくに機能は不要なのか考えた上で導入しましょう。
機能性の高さで選ぶ
便座の機能性もさることながら、便器自体の機能性も考慮した上で選ぶことをおすすめします。
例えば、電動リフトアップやフチがなく掃除がしやすいタイプのもの、汚れが落ちにくい素材が使用されているもの、オゾン水を便器内に散布するものなどさまざまな種類があるため検討してみましょう。
また節水効果が高いか否かもトイレを選ぶ上で重要なポイントです。
そのほかにはデザイン性の高さなども、トイレを選ぶ上での要素になるでしょう。
上記の条件を確認した上で、納得できるトイレを選んでみてください。
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