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床リフォームの種類・費用相場|場所別おすすめ床材や注意点も解説

年数の経過とともに床の汚れやキズが気になり「そろそろリフォームするべき?」と考えている方も多いと思います。住まいの大部分を占める床は、部屋の雰囲気を決める重要な部分。清潔&快適な状態を保つためにも、早めにリフォームを検討しましょう。今回は床リフォームの費用相場や工事内容、場所別のおすすめ床材などについて詳しく解説します。

床リフォームの種類


床リフォームで行われる主な工事は「張り替え」と「重ね張り(上張り)」の2種類です。

それぞれの特徴やメリット・デメリットについて解説します。

張り替え

張り替えは、既存の床を撤去し新しい床材に張り替える方法です。

張り替えのメリットは、古い床を撤去することにより下地の劣化具合まで確認できる点です。腐食やシロアリ被害などがあった場合は補修・補強した上で新しい床材を設置できます。

ただし、下地の補修工事が必要となる場合は追加費用が別途かかります。当初の見積りより費用が高くなることも想定しておきましょう。

重ね張り(上張り)

重ね張りは、既存の床の上に新しい床材を重ねる方法です。床の撤去が必要ないため、安価で工事期間が短いメリットがあります。

重ね張りのデメリットは、床材を重ねることで床全体が少し高くなる点です。床材の厚みによっては、廊下や他の部屋との境目に段差が発生してしまう場合もあるでしょう。

段差ができるとつまずきやすくなってしまうため、特に高齢の方や小さなお子様がいるご家庭では注意が必要です。対処法としては「見切り材」という部材で段差をカバーする方法や、段差が気になりにくい薄めの床材を選ぶ方法があります。

心配な方は、リフォーム業者にあらかじめ相談してみるとよいでしょう。

床材の主な種類


床材といえばフローリングが代表的ですが、ほかにも個性の異なるさまざまな床材があります。床材ごとの特性を知っておけば、ライフスタイルや用途に合った床リフォームを行うことができるでしょう。

今回は、代表的な4種類の床材の特徴やメリット・デメリットを解説します。

フローリング

「フローリング」は、知っての通り木材で作られた床材です。和室以外であればどんな部屋にもマッチしやすく、丈夫でメンテナンスが楽なメリットがあります。床リフォームにおいても最も選ばれている床材といえるでしょう。

フローリングには大きく分けて「無垢フローリング」と「複合フローリング」の2種類があります。それぞれの特徴を解説します。

無垢フローリング

「無垢フローリング」とは、天然木を組み合わせた床材です。無垢フローリングに使われる天然木はパイン、スギ、ヒノキ、オークなどが代表的です。

合板を加工した「複合フローリング」と比べると費用は高くなるものの、天然木ならではの肌触りの良さや風合いは大きな魅力。おしゃれで温かみのある空間を作れることから、注文住宅でも無垢フローリングを選択する方が増えています。

デメリットとしては、汚れやキズがつきやすい点が挙げられます。水分や食べこぼしなどを放置していると黒ずみが発生しやすいので、こまめに拭き取るようにしましょう。

また、無垢フローリングは熱に弱い特徴も持っているため、こたつや電気カーペットを頻繁に使用する場合はあまりおすすめできません。

複合フローリング

「複合フローリング」は、板を積み重ねた合板に天然木の薄い板や化粧シートなどを貼って加工した床材です。

無垢フローリングと比べると肌触りや木の風合いは劣りますが、費用が安く品質や仕上がりに差が出にくいメリットがあります。デザインや色のバリエーションも豊富に選択できるため、インテリアとマッチする床に仕上げられます。

複合フローリングは汚れやキズがつきにくい点も魅力の1つです。表面に化粧シートなどが貼られているためさっと拭き上げるだけで綺麗になります。トイレや洗面所の床にも比較的使用しやすい床材といえるでしょう。

クッションフロア

「クッションフロア」は、ポリ塩化ビニル(塩化ビニル樹脂)という耐久性の高いプラスチック素材で作られた床材です。名前の通りクッション性に優れており、踏むとわずかに沈むほど柔らかい質感が特徴です。

クッションフロアのメリットは耐水性に優れている点です。水などをこぼしてもシミになりにくいため、楽にお手入れできます。

デザインのバリエーションも豊富で、シンプルな木目調や高級感のある大理石調など部屋の雰囲気に合わせて選べます。ただしデザインは表面にプリントされたものなので、少し安っぽく感じる方もいるかもしれません。

また、重い家具を置くと跡が残りやすいデメリットもあります。跡を残したくない方は、キズ防止用のマットや板などを家具とクッションフロアの間に挟むとよいでしょう。

フロアタイル

「フロアタイル」は薄いタイル状の床材で、クッションフロアと同じくポリ塩化ビニルで作られています。

複数のパーツを並べて置いていくタイプの床材なので、DIYでも手軽に施工できるメリットがあります。近年は接着剤なしで床に吸着するフロアタイルも登場しており、賃貸住宅でもリフォームできる床材として人気が高まっています。

フロアタイルはクッションフロアに比べて薄く硬い材質なので、家具等の跡がつきにくいメリットもあります。木目調やシックなモルタル調など多様なデザインがあり、安っぽさを感じさせないリアルな表面加工も魅力の1つです。

フロアタイルをDIYで重ね張りする場合、事前の掃除や床のサイズ計測、床材のカットなどを含めると意外と時間や手間がかかるもの。また、接着剤の取り扱いにもコツが必要です。作業に慣れていない方が施工すると後から浮きや剥がれが起きてがっかり…というケースも少なくありません。

綺麗な仕上がりを優先したい方は、専門知識を持ったリフォーム業者に依頼しましょう。

カーペット

「カーペット」は、一般的に床全体に敷き詰められる大きな敷物を指します。素材は主にウールやナイロン、アクリル、ポリエステルなどです。

遮音性が高いため、階下への音に配慮したいマンションや、子ども部屋の床などにもおすすめです。また、断熱性にも優れており冬も暖かく過ごせるメリットがあります。フローリングなどに比べて滑りにくいため、高齢の方も安心して過ごせるでしょう。

一方で、汚れやすくダニが発生しやすいデメリットもあります。ですが最近では汚れが落ちやすい繊維が使われているものや防ダニ加工を施したカーペットもあるので、気になる方はチェックしてみてください。

床リフォームの費用相場


床リフォームにかかる費用は「施工費用+材料費用」の合計金額となります。

6畳程度の床をリフォームする場合、平均的な費用相場は以下の通りです。

新しく設置する床材 重ね張り 張り替え
無垢フローリング 9〜15万円 12〜20万円
複合フローリング 7〜10万円 10〜15万円
クッションフロア 2〜3万円 3〜5万円
フロアタイル 3〜8万円 6〜10万円
カーペット 4〜7万円 5〜9万円

費用は床材の種類や、既存の床材の種類・劣化具合などによっても変わってきます。納得いく価格でリフォームするためにも、複数の業者に見積もりを依頼し比較検討することをおすすめします。

床リフォームの平均的な工事期間は?


6畳程度の床をリフォームする場合、平均的な工事期間は以下のようになります。

リフォーム方法 工事期間の目安
重ね張り 半日〜1日
張り替え 1日〜3日

張り替えの場合、既存の床や下地の劣化具合等によっては3日程度かかる場合もありますが、大きな問題がなければ1日以内で施工が完了する場合がほとんどです。

床リフォームは基本的に住みながらの施工が可能ですが、部屋の移動が難しい場合や埃や工事音が気になる場合は仮の住まいを決めておきましょう。

床リフォームのおすすめ時期


床のリフォーム時期に明確な決まりはありませんが、一般的には劣化が気になりはじめる10〜15年を目安にリフォームを行う方が多いようです。

ただし、直射日光の当たりやすい場所や湿気の多い場所の床は劣化の進行が早くなることも。床の”劣化サイン”を見逃さず、適切な時期にリフォームを検討しましょう。

例えば、フローリングの場合は以下のような劣化サインが出てきたらリフォームが必要な時期と言えます。

【フローリングの劣化サイン】
・傷や色あせが目立つ
・ギシギシときしむ音が気になる
・踏むと沈む箇所がある
・へこみやたわみがある

床の傷や色あせなど見た目の劣化は一見大きな問題には感じにくいかもしれませんが、放って置くとひび割れが発生したり表面の化粧シートがはがれたりしてしまう恐れもあります。

また床の沈みやへこみは、下地の劣化が原因となっている場合もあればシロアリ被害が原因となっている場合もあります。放っておくと腐食が進んで床が抜けてしまう危険性もあるため、早めにリフォームを行いましょう。

場所別のおすすめ床材


床材はそれぞれ機能性に違いがあるため、用途に合わせて選択することが大切です。

そこで、床リフォームを行う場所別に、おすすめの床材をご紹介します。リフォームしたい箇所をイメージしながらチェックしてみてくださいね。

リビング

リビングは家族が長い時間を過ごす場所なので、汚れにくく、かつ快適に過ごしやすいフローリングがよいでしょう。

床に座ってくつろぐのが好きな方や、小さなお子様がいるご家庭には、無垢フローリングが特におすすめです。硬すぎずさらっとした肌触りで冬も冷たくなりにくく、素足でも心地よく過ごせるからです。

一方、ソファーなどで過ごす時間が多い場合は、硬さのある複合フローリングでも問題ないでしょう。複合フローリングは表面にコーティングが施されているため、ソファやテーブルの脚によるキズが付きにくいメリットもあります。

洗面所・トイレ

洗面所やトイレは湿気の多い場所なので、耐水性に優れたクッションフロアやフロアタイルがおすすめです。洗顔・手洗い後やお風呂上がりに落ちた水分もさっと拭き取るだけでよいためストレスなく過ごせます。

洗面所やトイレにフローリングを選ぶ方も多いですが、耐水性はクッションフロアやフロアタイルに劣るためこまめな掃除を欠かさないようにしましょう。特に無垢フローリングは水に弱いためご注意ください。

キッチン

キッチンも洗面所やトイレと同様、水に強いクッションフロアやフロアタイルが向いています。とはいえ、リビング・ダイニング・キッチンがひと続きのLDKになっている場合は「キッチンのみ床材を変えると統一感がなくなるのでは?」と心配な方もいるでしょう。

ですが実際は、デザイン性の高いクッションフロアやフロアタイルがシンプルなフローリングのアクセントとなり、おしゃれな空間を演出できます。北欧風のタイル柄やシックな石目調など豊富なデザインの中から好みの床材を探すのも楽しいですよ。

また、トイレや洗面所にもキッチンと同じデザインの床材を持ってくることで、家全体のインテリアに統一感を持たせることもできます。複数の箇所の床リフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

玄関

玄関の床材で主流となっているのはフローリングです。お客さんを迎え入れる玄関は、ゆったりとした空間を演出したい場所。リビング等によく使われるフローリングは、広さや奥行きを感じられるため玄関にも向いています。

フローリングは拭き掃除がしやすく丈夫なので、汚れがちな玄関を清潔に保てるメリットもあります。玄関と廊下が続いている場合は、廊下のフローリングも同時にリフォームするとより一体感を出せるでしょう。

明るい印象の玄関にしたいならライトブラウンのフローリング、重厚感を演出したいならダークブラウンのフローリングがおすすめです。家全体のインテリアとのバランスも考慮して選んでくださいね。

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